弁護士の方へ

私たちは、犯罪被害者支援をライフワークとする弁護士です。

しかし、弁護士の大多数は、被疑者・被告人の弁護人として活動しています。
そのため、被害者の代理人となる弁護士は極めて少数であり、私たちはその現状に危機感を抱いています。

被害者に代理人がつくことなく裁判が終わってしまい、後日、様々な制度を知って涙にくれる被害者が後を絶ちません。
VSフォーラムには、「被害者参加制度を知らずに裁判が終わってしまったので、せめて民事で自分の意見を言いたい」「被害者参加弁護士を頼んだら、被告人に強いことを言うべきではないと言われ、活動を制限された」「弁護士をネットで検索したら、『無罪にします』『刑を軽くします』等と宣伝する弁護士しかいなくて絶望した」等という相談が多く寄せられています。

理不尽にも被害に遭ってしまった方やご遺族が、少しでも被害を回復するためには、刑事・民事の過程で十分な権利を行使することが重要です。
そのためには、知識と経験が豊富な弁護士のアドバイスが不可欠です。
しかも、被害者の代理人は、単に、弁護士として知識と経験があればよいのではなく、被害者やご遺族に心から寄り添う気持ちと行動力がなければなりません。

私たちは、年に4回の例会を開いて事例報告をしたり、必要な法制度の検討を行っています。
また、定期的にシンポジウムを開催したり、本を出版したり、法務省や国会議員らと被害者支援について意見交換をしています。
死刑が執行された際には、必ずこれを支持する声明を出しています。

被害者支援に本気で取り組んでみたいとお考えの弁護士の方、一度、例会に参加してみませんか?
若手で経験がない方であっても、被害者支援に対して熱意のある方であれば、大歓迎です。

VSフォーラムに関心のある方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。お待ちしております。

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